渡辺和徳(脚本家・演出家)

1978年、東京都生まれ。つかこうへいに文才を認められ、氏のもとで作・演出を学ぶ。
現在は舞台、映像を問わず脚本・演出を手がける他、演技・脚本・児童向けなど、各種ワークショップの講師も行っている。

本サイトでは、脚本の書き方・演出のやり方などの他、小学校のための台本、上演料無料で利用できる脚本なども公開しています。

NEXT STAGE

9PROJECT「象」

[作] 別役実  [演出] 渡辺和徳
[出演] 小川智之・井上裕朗・高野愛・浦島三太朗・璃音

[日程]2024年5月16日[木]〜19日[日]
[劇場]上野ストアハウス
[料金]3,500円(★平日割)/3,800円(土日)/学生 2,500円(全日程)
[LIVE配信]2,800円+手数料

ABOUT

ただ“やりたい”からやるだけじゃない。
つかこうへいを“知りたい”からやるのです。

別役実さんは、私の最も尊敬する人である。(中略)

『初級革命講座飛龍伝』は、『象』の盗作だし、他にも『郵便屋さんちょっと』など盗作ばかりである。

– 「つかこうへいによるつかこうへいの世界」(白水社1981年刊)より

 原爆で焼けた背中のケロイドを人々に見せ、喝采をもらっていた病人はその時の熱情が忘れられず、病床にある今も“あの町”に帰りたいと願っている。しかし、悲劇の記憶は人々の記憶から失われて久しく、集まる観衆はどこにもいない…

 70〜80年代のつかこうへい作品に挑戦し、その原点を探し続けてきた9PROJECT。20作目の節目に新たな扉を開ける一作は、つかこうへいが最も直接影響を受けたであろう別役実氏の作品から『象』を上演します。

 『初級革命講座飛龍伝』で、革命という熱情の現場に戻ろうとした男・熊田留吉と『象』の病人…。他にも様々な作品との共通点がこの作品にはあります。つか作品のルーツを探りつつ、別役実作品を“つか芝居的に”作ってみたらどうなるか…9PROJECTの新たな挑戦にご期待ください!

CONTENTS

初心者からの演劇ワークショップ

「初心者からの演劇ワークショップ」は、出張型のワークショップです。演劇を始めようと思っている方や、もっといろいろ学びたい方…すでに活動している劇団や市民劇団、中学や高校の演劇部など、どんな方でも構いません!参加者が2名以上いれば、どこにでもお伺いして、ワークショップを行います!


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脚本の書き方講座

脚本、台本、戯曲…。それが舞台であれテレビであれ、芝居をするためにはその元となるセリフが書かれた本が必要です。そんな脚本をだれでも書き”始め”られる、脚本(台本・戯曲)の書き方講座です。


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演出のやり方講座

演出と言う作業は、一般に思われているイメージとは、実はちょっと違うのです。演出をやろうと思った方がやり”始め”るための、演出者が本当に意識しなければならないポイントをお伝えします。


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子供のための脚本&ゲーム

子供のための教室で教えるときによくやっている発声ゲームや、小学生向けの劇の台本、小学校の体育館で行った公演の台本などを掲載しています。小学生向けの台本は、学習発表会・学芸会などで使用していただくこともできます。


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上演料無料の脚本

このページでは、僕が劇団で上演してきた演劇の脚本(台本・シナリオ)を公開しています。お問合せフォームからご連絡いただければ、有料・無料公演を問わず、上演料などなく無料で使っていただけますので、ご自由にご利用ください。