今年も「寝盗られ宗介」に参加してます。

最近、SNSがあれば十分、という感じになって、サイトの方はほったらかし状態で、告知ひとつしてませんでしたね。

毎年恒例となった錦織一清さん演出、戸塚祥太さん主演のつかさんの舞台。
今年は「寝盗られ宗介」です!
そして昨年に引き続き今年も、潤色として脚本制作に関わっています。

昨年の「広島〜」は、なかなか難解な作品だったのですが、今回の「寝盗られ宗介」は人情喜劇ということもあってストーリーもわかりやすく、キャストの皆さんも楽しんでやっているのが感じられます。
みんな、仲良いんですよね。
なんと言っても、旅まわりの一座の話ですから、キャストの雰囲気がそのまま作品に反映されます。
とても素敵な一座です。

これは毎年思うことで、去年も書いた気がするのですが、僕は北区AKT STAGEという、ずっとつかさんと芝居をやってきた、言ってみれば純血のつか芝居っ子たちの劇団にいるわけですが、そこでは「つか芝居は、こうやるもの」みたいな常識がまかり通ってしまっていて、今、それにすごく堅苦しさを感じてしまっているわけです。
こうして外の人たちの作るつかさんの芝居は、すごく自由で、そこに自分が携われることはとても幸せだな、と思っています。

錦織さんとも、戸塚くんとも、PLAYZONEの頃から考えると、もう随分と長くご一緒させてもらっています。
…あ、錦織さんとは、その前に「蒲田行進曲」がありました。
再演の、大阪公演だけでしたけど。
十何年も経って、まだこうして一緒に仕事ができるのは、本当につかさんの作ってくれた縁だなあ、と、感謝の思いでいっぱいです。

秋には、9PROJECTとして4回目の公演、「ストリッパー物語」があります。
これも、外の人たちと作るつか芝居。
この「寝取られ宗介」と同じように、自由気ままに楽しんで作りたいと思っています。