「生涯」という作品

本稽古が始まって、3週間が経とうとしています。5月に1週間、8月に1週間プレ稽古をしていますので、全部で5週間ですか。毎回毎回、作っては壊しの毎日です。

つかこうへいが登場し、演劇界を変えたのが70〜80年代。一度演劇活動を辞め、また再開してプロデュース公演を次々に行っていたのが90年代。そして僕らが北区つかこうへい劇団を結成し、後進の育成に注力したのが2000年代。僕らがつかさんと一緒にいたのは、この2000年代だけです。

今まで見たことのない、つかこうへい初期の作品。実際、この「生涯」という作品は、たった一度しか上演記録がなく、しかもつかさんの演出は一度もないということもあって、往年のつかファンでもこの作品を見たことのある人は少ないのではないでしょうか?存在すら知らない人も多いでしょう。

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でも、おもしろい。
いや、こんなにおもしろいのは久しぶりだというくらい、おもしろい。

くだらない言葉に大笑いしたかと思うと、強烈な言葉が胸に突き刺さってくる。一筋縄ではいかないセリフの応酬。不条理な展開と、だからこそ描き出される真実…。

ああ、これこそ、つかこうへいの作品だ、と実感しています。

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来た。

龍馬伝、いよいよ来週から開幕です。
稽古も残すところ、あと2回。
土日は児童教室があるので、1日びっちり稽古が出来るのは、今日が最後でした。

ということで、2回通し稽古。

ただでさえハードな今回の舞台。
間45分の休憩で2回連続の稽古は、役者を廃人にします。

終わったあとは、こんなかんじ。

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しかし、やった甲斐がありました。

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仲間って感じ。

日々、Twitterでもつぶやいてるんですが、今回の「龍馬伝」は、本当になんかもう仲間って感じです。

それぞれね。
得意なことが違うんですよ。

だから、得意な人が、得意なところではみんなを引っ張って、別のところでは、別の人に引っ張ってもらって、みたいに、みんなのいいとこ取りして稽古しているのです。

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楽しい稽古中。

1月も後半に入り、二本連チャンで稽古が開始されました!

一本は僕が講師をしているネオモデルタレントスクールさんの公演「ミラージュ・ホテル」。
もう一本は、PTAの方からの依頼で書いた「大きな巨人と小さな町」です。
時期が近いだけに、実はこの二本、裏テーマが一緒です。
対象は全く違うのですが、僕にしてみれば兄弟みたいな芝居ですね。

さてさて、その「ミラージュ・ホテル」ですが、この稽古がひじょーっに楽しいのです。
なぜって、みんなが前向き、っていうのが一番ですね。
これ、とても重要なことなのです。
時折、苦労して戦ってなんぼっていう稽古をする人もいますが、僕はそういうのが大嫌いでして、楽しくやってないといいアイデアも浮かばない、というのが持論です。
その点、皆さんがとてもよく理解してくれまして、あれやろう!これやろう!と、実に前向きに稽古をしています。

うんうん。
やっぱり稽古場は楽しくないとね。

ということで、早くもこの舞台、いいものになるな、と確信しています。
演劇教室の発表会の時もそうでしたけど、いい芝居になる時は、すぐに確信がもてるものです。

さて、一方の「大きな巨人〜」ですが、こちらは本日初稽古でした!
そして、すでに確信を得ています。
高野、逸見、杉山と、実力派ぞろいのこの公演。
初日からズバッと当ててきます。
外しません、この連中は。
めちゃくちゃおもしろいです。
もうね、稽古しなくていいんじゃないかな、くらいに思っちゃいます。
もともと40分くらいの短い芝居なので、何時間も稽古したところで、飽きるだけなんですよね。
短距離走のように、ズバッとやってサクッと終わるくらいがちょうどいいのです。

一般の方に見てもらえないのが残念至極…。

いつか別の形でやりたい公演であります。
そんなこんなで、2012年、がんばってます。

写真撮り忘れたから、年始に吉祥寺で見つけたカエルたち。
ほ、欲しい…。

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