物語を書くには、いくつかの段階があります。 どんなものを書くか思いつくこと それをプロットにまとめること そして執筆すること 推敲すること この着想の章では「どんなものを書くのか考える」段階に焦点を当てて、それを少し詳し…...
1-2. アイデアのかけらを集める
何か書きたいものが浮かんできたら、書き始めなくてはいけません。ですがフワッとイメージが浮かんだだけの状態では、まだ全体像は見えてこないでしょう。ここできっちりプロットをまとめて…というのももちろん良いのですが、もう少し作…...
1-3. 結局、自分は何を書きたいのか?
たくさんのアイデアのかけらが集まってきたら、一度立ち止まって考えてみましょう。結局、自分は何を書きたいのか、ということです。頭の中の妄想に集中するのはいったんやめて、アイデアのかけらを目の前に広げてみます。 (言い忘れま…...
1-4. 物語を一行で書き表してみる
書くべき物語が見えてきたら、一行物語を作ってみましょう。いろんなやり方がありますが、僕はこれを主人公の3ステップで作ります。すなわち「どんな主人公が、どうなって、どうなる」という感じです。 適切な主人公はだれか? まず最…...
1-5. 寄り道 – 物語とは、人間を描くもの
先ほど、物語は人間を描くもの、という話をしました。そのためには、人間という存在が、どのようなものであるのかを知らなくてはなりません。物語が浅く、薄っぺらくなってしまう要因のひとつには、人間の上っ面の行動だけを描いてしまう…...