脚本の書き方講座– category –
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脚本の書き方講座
3-6. 物語は観客の頭の中で完成する
さて、執筆について書くのもこれが最後の項になります。最後は、つい陥りがちな作家のエゴについてお話しましょう。 想像力を使うということ 物語を書く際は、観客のス... -
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3-5. 筆が止まった! – なぜ書けなくなるのか
プロットをどれだけ練り上げていても、途中で書けなくなることはよくあります。これはもう仕方ありません。そういうことはあるのです。全体を見渡しやすい短編などでは... -
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3-4. 伏線のはり方 – 人を描けば、伏線は生まれる
劇作を教えるコースをやっている中で、よくきかれる質問の一つに「伏線ってどうやって張ったらいいんですか?」というものがあります。この質問には、僕はけっこう「う... -
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3-3. 場を動かすということ – 期待させ続ける構成
プロットの章で、全体の構成の中で真ん中が一番難しい、ということを話しました。実際、観客を期待させ続けるというのは、本当に難しいことです。僕自身、一番筆が止ま... -
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3-2. セリフを書く – セリフと日常会話は違う
ここでは、セリフというものについて解説していきたいと思います。どちらかというと脚本やシナリオ、戯曲を書きたい人向けの話になってしまうかと思います。小説などの... -
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3-1. 「だれ」が「どうなる」 – 人間を書くということ
プロットが出来上がったら、実際の執筆に入ります。もちろん、アイデア出しの段階で、すでに書いてあるシーンもあるかもしれません。しかし、プロットがまとまってから... -
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2-7. 寄り道 – 自分の書いたものに執着してはいけない
アイデアというものは、連鎖で生まれてくるものだというお話は前にしました。 あれも出来るんじゃないか、これも出来るんじゃないか、だったらもっとこうしてみようか…... -
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2-6. 物語をおもしろくするもの
プロットの完成 主人公の表向きと内面の目的が決まり、全体の構成が見えてきました。その主人公の変化を起こすためのサブキャラクターの配置も決まりました。サブキャラ... -
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2-5. キャラクターを配置する
ここまでで、主人公の初めと終わりが決まり、表向きの目的と内面の目的が定められました。内面の目的は、中間点で大きく変わり、主人公は自身の欠損に気づき、その欠損... -
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2-4. 主人公の目的 – 表向きの目的と内面の目的
さて、パートごとの役割が見えたところで、今度は主人公の内面にフォーカスを当てたいと思います。物語とは、人間が変化していくものだ、ということは前述しました。そ...